第37話 優先順位
轟監督は3回裏、早くもエース真田を投入。ピッチャー天久を警戒する。そして6回表、雷市の打順に、薬師ベンチの期待が高まる。自分ならどう雷市を押さえ込むか――、スタンドの沢村も固唾を呑んで試合を見守る。