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逢坂良太、櫻井孝宏、山田P登壇! 裏話満載の先行上映会レポート公開 アフレコリテイクがないのは誰…?
TVアニメ『ダイヤのA actⅡ -Second Season-』第2クール先行上映会が開催され、沢村栄純役の逢坂良太、御幸一也役の櫻井孝宏、アニメ『ダイヤのA』シリーズ総合プロデューサーの山田昇が登壇。第2クールの幕開けとなる第14話を“宇宙一早く”鑑賞した観客を前に、3人が印象的なシーンやアフレコ、制作の裏側などをたっぷりと語った。
上映を終え、櫻井は「見て興奮しました」と率直な感想を口に。「まだ試合は始まっていないけど、決戦に向けての選手たちの心情をすごく丁寧に描いていて。絵のクオリティもそうだけど、間とか表情も丁寧に描かれていた」と、第14話の完成度を絶賛した。

一方、細部まで作品をチェックしている山田Pが注目したのは、なんと“御幸の目”。これまで御幸は眼鏡やスポーツサングラス越しに目元が描かれることはあったものの、それらを外した状態で目が描かれたことはなかったという。
第14話では、そんな御幸の目が初めて描かれたそうで、山田Pは「“王者”の掛け声はすごく象徴的だけど、俺の中で(印象に残ったの)は御幸の目なのよ」と力説。思わぬ注目ポイントが明かされ、会場を驚かせた。
続いて、第13話から改めて振り返ることに。第1クールからそれほど間を空けることなく収録が始まったそうで、逢坂は「ブランクもなく収録できた」と振り返る。
第13話では、沢村が「果てしねえ」と繰り返す場面も印象的。逢坂は「現実を突きつけられることは今までも結構あったので、今回はそのひとつだと捉えていた」と語る。山田Pからは、御幸が降谷にだけ伝えた言葉があったことへの寂しさもあったのではないかと意見が入り、「上には上がいっぱいいる」と沢村が改めて現実を思い知らされる場面について語り合った。
さらに話題は、青道のライバル・稲城実業高等学校へ。個性豊かな選手たちと国友広重監督との関係性について、櫻井は「強いメンバーの集まりだから、ある程度許されているところがある」としながら、そんな選手たちをまとめる国友監督の“包容力”に注目。「いい関係性だなと思う。お父さんみたいな」と分析した。
逢坂も「あれだけ個性が爆発しているメンバーをまとめるのは相当大変そう」と想像。そんな中でも、とりわけ話題をさらったのが成宮鳴だった。
山田Pが梶裕貴演じる成宮について「ぴったり」と絶賛すると、櫻井も「本人がいないから言いますけど……ぴったり。腹立つ(笑)」と同意。逢坂も「本当に腹立つ(笑)」と乗っかりつつ、もちろんこれは成宮のキャラクターへの褒め言葉。櫻井は「天才を表現できている」と評し、逢坂も「他の人がやるところを想像できない」と、梶の芝居が成宮そのものになっていると称えた。

さらに山田Pが「梶くんにリテイクをお願いしたことはあまりない」と明かすと、逢坂と櫻井からは「俺らは(山田Pからのリテイクが)結構ある」との声が。アフレコでは、音響監督から監督、各話の演出へと意見を聞き、最後に山田Pへ確認が回ってくるそう。そこで「もう一回こういう風にやってほしい」と希望を伝えることがあると明かされた。
話はさらに、長期シリーズならではの細かな変化へ。現在の青道高校のユニフォーム(インナー)は、かつてのハイネックからクルーネックへと変わっている。これは原作者の寺嶋裕二先生から「今ハイネックを着ている高校生はいないから」と指摘があったためだそう。
劇中ではわずかな時間しか経っていない一方、現実では長い年月が経過している『ダイヤのA』。開会式はハイネックを着ている姿で描かれたものだから、山田Pは「開会式と違っちゃいますけど……」と苦笑。そんな“作品内と現実の時間差”を改めて実感した櫻井は、「僕たち10年以上、高校生をやってるもんね」としみじみ。長寿シリーズならではの話題に、会場も笑いに包まれた。
そして話題は、いよいよ第14話の大きな見どころである青道ナインの“王者”の掛け声へ。実は櫻井は、このシーンをほかのキャストと一緒に収録することができず、一人で先行して収録したという。「この話数で!? と思った」と本音をこぼしながらも、後から収録するキャストたちへ「熱量というか、“思いの塊”みたいなものを残していこう」と意識して臨んだことを明かした。
完成したシーンに逢坂は「かっこよかった!」と絶賛。ただ、収録では最後の「おー!」が櫻井の芝居に合わせる必要があり、「櫻井さんが長すぎて(笑)。よくあんなに長く息が続きましたね?」と驚いたことも振り返った。

そんな“王者”の掛け声に臨むうえで、櫻井の頭にあったのは、細谷佳正演じる前キャプテン・結城哲也だったという。「どうしても哲さんのがあるんですよ。細谷の。すげえかっこいいなと思っていて」と櫻井。「御幸の理想のキャプテン像って、絶対に哲さんなんですよ」としたうえで、「俺たちが王者だ」というチームのスイッチを入れる重要なシーンだからこそ、細谷の芝居をただ“なぞる”のではなく、「なんとか一回で終わらせたい」と集中して収録に挑んだことを明かした。
そして物語はいよいよ、因縁の稲城実業との再戦へ。イベント時点では絶賛収録中とのことで、ここからは結末を知っているはずの3人も、あえて“この先どうなるかわからない”という体でトークを展開。川上憲史との約束に触れ、逢坂が「果たさなきゃいけない」と力を込めると、櫻井も「当然、勝つつもりでいますよ」と、青道の一員として決戦に臨む心境を語った。
さらに、前回の稲実戦では、結城役の細谷佳正が原作の結末を知らない状態で収録に臨んでいたという思い出も披露。そこから山田Pが「今回はどっちが勝つかわからない」ととぼけると、「アニメオリジナル展開になるかも?」と3人でさらに乗っかる。もちろん最後には山田Pが「皆さんに怒られるから、ちゃんと原作通りにやろうかな(笑)」とオチをつけ、今後の展開への期待を煽った。

トーク後半では、第2クールの新情報も続々と発表された。新キャラクター・早乙女真一郎役を佐久間大介(Snow Man)が務めることが発表されると、会場からも大きな反応が。佐久間からは「歴史ある名作に出演できることを心より嬉しく思います」とコメントが寄せられ、早乙女について「マイペースだと思われがちですが、自分の中の必勝法を常に考えている、勝ちにこだわる熱い男」と紹介。「そんな彼の青い炎のような熱さを精一杯表現できるよう務めさせていただきます」と意気込みを寄せた。
さらに、「ダイヤのA オールスターゲームFINAL」の開催も発表。12月13日に明治神宮野球場で実施される予定で、山田Pは「これはもう最後」と力を込めた。
また、12月の野外イベントということで天候の話になると、逢坂は「今のところ晴れ男しかいない」と笑顔。しかし、“究極の雨男”として知られる滝川・クリス・優役の浪川大輔のスケジュールが取れた場合は話が変わってくるようで……。当日雨マークがついたら「(浪川が)出るなと思ってください(笑)」と冗談を飛ばし、最後まで笑いの絶えないトークとなった。
イベントの最後には、3人からファンへメッセージが送られた。
山田Pは「本当に最終クールになりますので、一生懸命頑張って作ります。皆さんのご期待に添えるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」と挨拶。
櫻井は「ひとつの作品でこれだけ長く続くこと、ひとつの役とこれだけ付き合いが長くなることは、我々としては本当にありがたいこと」と長年歩んできた作品への思いを口に。多くの人の情熱によってさまざまな形で作品を届け続けられていることに感謝しながら、「いよいよ大詰めという感じですが、勝ちたいと思っているので、ぜひとも応援よろしくお願いいたします」と力強く呼びかけた。
そして逢坂は、稲実戦について「青道の集大成」と表現し、「ある意味、『ダイヤのA』の集大成みたいなところもある」とコメント。「13年、14年近くこうやって携わり続けられたのも、皆さんの応援のおかげ」とファンへ感謝を伝え、「その気持ちに応えるべく、毎週毎週、全力投球で芝居に臨んでいます。ぜひその気持ちを、一話一話受け取っていただければ」と、第2クールへ向けて熱いメッセージを送った。