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「ダイヤのＡオールスターゲームⅡ」イベントレポート
2015年11月29日。『ダイヤのＡ』のオンリーイベント「ダイヤのＡオールスターゲームⅡ」が開催されました！ ２回目となる今回も開催会場は野球の聖地「明治神宮野球場」。本イベントには、逢坂良太さん、島﨑信長さん、櫻井孝宏さん、花江夏樹さん、細谷佳正さん、浅沼晋太郎さん、小野友樹さん、浪川大輔さん、森田成一さん、岡本信彦さん、下野紘さん、羽多野渉さん、松岡禎丞さん、 東地宏樹さん、梶裕貴さん、前野智昭さん、山谷祥生さん、小野賢章さん、鈴木達央さん、石川界人さん、江口拓也さん、斉藤壮馬さん、鈴村健一さん、木村良平さん、増田俊樹さんといった豪華キャストが勢揃い！
当日は青空が広がり天候にも恵まれました。サイレンが鳴り、いよいよイベント開幕です！ オープニングは大石昌良とTom-H@ck（OxT）によるミニライブ。『Go EXCEED!!』『BLOOM OF YOUTH』の２曲を披露すると、観客もマフラータオルを振り回し、掛け声や手拍子をしながら大いに盛り上がりました。
その後、藤原貴子役の山口立花子さんがウグイス嬢となって選手を紹介し、青道ナインのキャストたちがダグアウトから登場。新・旧キャプテンの櫻井さんと細谷さんの掛け声で「青道コール」を披露し、割れんばかりの歓声が上がりました。さらに「東京オールスターズ」として、他校の選手たちも登場。小野（賢章）さんがバク宙を披露し、大きな拍手が送られました。第１回大会でＭＶＰを獲得した逢坂さんが「またＭＶＰ獲りに来ました！」とコメントすると、細谷さんが「今年は、バットにボールを当てたいと思います」、櫻井さんが「怪我をするな！」とコメントし、会場を沸かせました。
メインコーナーは「リアル野球盤」。その名の通り、卓上で行う野球盤を実際に野球場でやるという『ダイヤのＡ』ならではの内容です。各試合は３回裏までの３イニング制。ストレートとカーブの２つの球種を持つピッチングマシーンを守備側のチームが操作し、投げられたボールを攻撃側のチームが打つというシンプルなルールです。打たれた球の行方によって「ヒット」「アウト」「ホームラン」などの打撃成績が決められます。今回は、外野のアウトゾーンに入れてしまった選手が罰ゲームを受けるという追加ルールもあり、さらに優勝チームには某有名焼肉店の10万円分が進呈されます。司会進行・実況の吉田孝さん（『ダイヤのＡ』ではアナウンサーなどを担当）のルール説明が終わり、いよいよプレイボール！
第１試合は「青道１・２年生チーム＜逢坂、島﨑、櫻井、花江、浅沼、下野、松岡＞」ＶＳ「青道３年生チーム＜細谷、小野（友樹）、浪川、森田、岡本、羽多野＞」。
１回表、青道３年生チームの攻撃は無得点。１回裏、青道１・２年生チームの攻撃では、１番バッター逢坂さんの打球が外野に飛ぶもアウトゾーンへ。罰ゲーム「女子のハートにホームラン」なセリフを言うことになった逢坂さんでしたが、花江さんのお株奪う（!?）ような際どいセリフが飛び出し、みんなで止める一幕がありました。２回表、４番バッター浪川さんの一振りは、なんとＨＲ（ホームラン）！ 歓声に沸く中、ベースを一周し、ホームベースでチームメイトに迎えられてハイタッチ。その後、羽多野さんの２ＢＨ、東地さんのシングルヒット、さらに小野（友樹）さんの２ＢＨと続き、２点目を獲得。ここで、１・２年生チームは、ピッチャーを沢村役の逢坂さんに交代しましたが、３年生チームの勢いは止まらず、岡本さんと浪川さんでさらに２点を追加し、この回一気に４点を獲得！ その後、１・２年生チームはなんとか得点しようと頑張りましたが、惜しくも塁に出ることができず……。島﨑さんのレフトへの打球もアウトになり、無得点でゲームセット。３年生チームが勝利しました。
第２試合は「東京オールスターズＡ＜梶、前野、山谷、石川、江口、増田＞」対「東京オールスターズＢ＜小野（賢章）、鈴木、斉藤、鈴村、木村＞」。
１回表Ａチームの攻撃は無得点。１回裏Ｂチームの攻撃では、「雷市～!!」という声援が飛び交う中、３番バッター小野（賢章）さんが三遊間を破る２ＢＨを放ちましたが、惜しくも得点にはつながりませんでした。２回表Ａチームは、石川さんの２ＢＨと木村さんの２ＢＨで１点を先制！ ２回裏Ｂチームの攻撃は無得点に終わり、ラストイニングへ。Ａチームの山谷さんが２ＢＨを放ち、石川さんがバッターボックスへと入ります。痛烈な打球を放つもファールになり、Ｂチームのメンバー全員からプレッシャーをかけられた石川さんは残念ながらスイングアウト。Ａチームは追加得点ならず、Ｂチームの最後の攻撃です。小野（賢章）さんがレフトへの３ＢＨ（スリーベースヒット）で出塁！ 観客からは大きな拍手が贈られました。さらに斉藤さんが２ストライクと追い込まれながらも見事２ＢＨを放ち、同点に追いつきました!! そして１アウト２塁のチャンスで鈴木さんがバッターボックスへ。固唾をのんで見守るチームメイトと観客たち。鈴木さんの打った打球がセンターへと飛んでいき……見事２ＢＨのサヨナラ安打となりました！ 抱き合いながら喜ぶＢチームナイン。会場からはファンたちの割れんばかりの歓声が上がりました。
決勝戦のカードが決まったところで、今回、各選手のヒッティングマーチを演奏してくれた浦和学院高等学校の吹奏楽部による演奏が行われ、会場の雰囲気がさらに温められました。また『ダイヤのA The LIVE』の続編上演が決定！ ということで、脚本・演出を担当する浅沼さんをはじめ、沢村栄純役の小澤廉さん、降谷暁役の廣瀬智紀さん、御幸一也役の和田琢磨さんがユニフォームを着てグラウンドに登場。続編の成功を祈願して、始球式を敢行しました。声援を受けた小澤さんが「ありがとうみんな愛してるよ」と返す場面もありました。そして、大石昌良とTom-H@ck（OxT）が、『ダイヤのA The LIVE』の主題『Grateful Story』を熱唱！ 観客の手拍子が鳴り響き、会場のテンションも最高潮に達しました。
会場の興奮冷めやらぬ中、いよいよ決勝戦「青道３年生チーム」対「東京オールスターズＢ」が始まります。
１回表、３年生チームの攻撃は３者凡退。一方Ｂチームは、さきほどサヨナラ安打を放った鈴木さんが、その勢いのまま今度は３ＢＨを放ち、続く鈴村さんが２ＢＨで１点先制！ ４番バッター増田さんも良い打球を放ちましたが、アウトゾーンに入ってしまい罰ゲーム「女子のハートにホームラン」を行いました。２回表、３年生チームの攻撃は４番バッター浪川さんから。第１回大会では、乱闘の末、胴上げをされてしまった浪川さんですが、今回、試合前に「上げるなよ（胴上げするなよ）」とコメントを残していました。そんな浪川さんがバッターボックスに立ったところ、なぜか他のキャストさんたちに囲まれ、胴上げされてしまう場面があり、会場全体が笑いに包まれました。２回裏Ｂチームは追加得点ならず、斉藤さんが罰ゲーム「女子のハートにホームラン」を行い、観客の黄色い声が飛び交いました。そしてラストイニング。３年生チーム最後の攻撃では、岡本さんが三遊間に２ＢＨを放ち、同点のランナーが出たところで、細谷さんがバッターボックスへ。第１回大会では、バットの握りを間違え、まったく打つことができなかった細谷さんでしたが、今回握りはバッチリ。しかもきちんと球を捉えましたが、惜しくもファーストゴロでアウト。東地さんからは「成長している！」というコメントが送られました。
同点・逆転の期待を背負って４番浪川さんがバッターボックスに入ります。打球は外野にあるＨＲゾーンの方向へと飛んでいきましたが、届かずアウト。しかし、ここで罰ゲームではなくラッキーカード「リアル野球盤で、アナログ野球盤」が出ます。広い神宮球場内で、小さな野球盤をして打撃成績を決めるのですが、残念ながらピッチャーライナーでアウト！ 試合は、１対０で、東京オールスターズＢチームの勝利……と思いきや、浪川さんから「もう少しだけ試合を続けさせてほしい」という提案が。ここでお約束（!?）の土下座をする青道３年生チームの面々。こうして、１球だけチャンスが与えられ、浪川さんが再びバッターボックスでバットを構えます。レフトへと飛んだ打球の行方は……惜しくもアウト。こうして、東京オールスターズＢチームの優勝が決まりました！
今大会のＭＶＰに選ばれたのは、サヨナラ安打を放つなど勝利に貢献した、東京オールスターズＢチームの鈴木さん！ スポーツ用品メーカーのミズノから記念品として、ゴールドグラブが授与されました!! 最後は全員から一言ずつ挨拶があり、逢坂さんからは「今日は負けましたが、アニメでは青道が勝ちます（希望を込めて）！」という熱いコメントも飛び出しました。さらにスタンドやグラウンドからキャストの皆さんがサインボールをファンに向けて投げてプレゼントするという嬉しいサプライズもあり、イベントは大盛況でその幕を閉じました。キャスト、スタッフ、ファンが一体となった最高のイベントになりました！
今回取り上げられなかったキャストの皆さんの活躍や罰ゲームの様子など、レポートし尽くせない内容盛りだくさんの「『ダイヤのＡ』オールスターゲームⅡ」でしたが、イベントの全映像は、きゃにめ.jpの2016年3月16日より発売となる「ダイヤのA-SS-」DVD購入者特典DVDとして収録されます。ここでしか手に入らない超豪華特典ＤＶＤなので、気になる方はチェックしてみてくださいね！
